印鑑作成だけじゃない!平安堂が行う「印鑑供養」とは?

pic30_2

大事な場面で使うことの多い印鑑。うっかり落として欠けてしまったり、長く使うことによってどうしても経年劣化が生じてしまったり、中にはもっと良い印鑑が見つかったから買い変えたいというのもあるかと思います。新調した印鑑とは、これからまた長いお付き合いのスタート。その一方で、役目を終えた印鑑について注目してみました。平安堂が行う「印鑑供養」というサービスから、印鑑の処分方法について考えてみませんか?

■役目を終えた印鑑をどうしていますか?

印鑑はその種類によって使う目的が分かれています。荷物の受け取りや簡単なサインとして使う認印、銀行口座の出金や口座振替で使う銀行印、そして住宅や車、保険の契約などで使う実印に会社設立に伴う社印など様々ありますね。

特に、私たちの生活で身近な印鑑は認印や銀行印になってきますが、よく使うからこそ思わぬ事故で使えなくなってしまうこともあります。万が一欠けてしまった印鑑は、銀行印の場合、印鑑照合が不適合と判断され取引ができなくなってしまいます。大きな契約で使う実印ともなると再度、印鑑登録から行わなければなりません。

また、開運印鑑や開運の意味が込められた書体などもあるように、欠けた印鑑は円(縁)が切れるということから「縁起が悪い」とも言われています。お札やお守りのように運気が宿るものなので、使い終わった印鑑をそのままゴミ箱へ…というのは、気になる方も多いのではないでしょうか?

pic30_2

■印鑑の作成で有名な「平安堂」が行っている「印鑑供養サービス」

そこで、印鑑作成で有名な「平安堂」が行っている「印鑑供養サービス」に注目してみました。平安堂では送料のみ負担して使い終わった印鑑を送付すると、代わりにご祈祷、供養を行ってくれ丁重に処分をしてくれます。

本来、個人で印鑑の処分を行う際にはキレイな半紙に包み、暗く清潔な場所や神棚、土の中などに1年ほど寝かせ、ゆっくりと「気」を抜いていくことが必要と言われています。とは言え、なかなか印鑑の処分としては手間のかかる作業。これを代わりに行ってくれるサービスはありがたいですね。

印鑑の供養では、印鑑を自身の分身として考えて「気」を抜くことにより、処分に適したものへと変化させていきます。自分の分身として活躍してくれた印鑑だからこそ、自分で処分を行うときと同様に、印鑑供養サービスを利用する際には丁寧にブラシで朱肉を落として送付することで、供養を依頼することへのお礼と印鑑に対しての感謝の気持ちをあらわすことができます。

■「印鑑を供養する」という考え方

特に会社設立や経営にあたり用意した社印をお持ちの人なら、耳にしたこともあるかと思いますが、開運印鑑はもちろん印鑑はさまざまな縁起物を取り入れています。「円(縁)が欠ける」という言葉の他にも、末広がりでおなじみの八方位や、印相学に基づき生まれた印相体といった「書体」も、縁起やゲン担ぎの意味が込められています。書体に関しては個人の実印でも扱われることが多く、決して商売繁盛といった会社だけでの話ではありません。

役目を終えた印鑑をただ捨てるのに抵抗がある人や、どうしていいかわからず使わぬまま机の奥にしまい込んでいる人。また、今まで特に気にしていなかった…といった人には、この平安堂が行っている「印鑑供養サービス」で、印鑑に対しての感謝をあらわしてみるのはいかがですか?このサービスを知ることも、また一つの縁かもしれませんね。

◆新しい実印を作成するなら、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
実印 作成するなら知っておきたい大切な3つのお話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑