【サイズ】銀行印を作るときに覚えておきたい3つのポイント【書体】
銀行で口座開設をするときには、銀行印が必要になってきます。「お金の払い出しはキャッシュカードでやるから、とりあえず適当なのでいいや」と思っていたら大間違い!銀行取引における本人確認の1つとして扱われるため、とても重要な物となっているのです。
銀行印にまつわる決まり事や、用意する時に覚えておきたい3つのポイントをご紹介します。「ちゃんとした銀行印を用意しよう!」と思えるヒントが見えてきますよ。
銀行印はサイズや書体またフルネームといった決まり事はあるの?
印鑑登録が必要となる実印では、サイズやフルネームなど各自治体によって決まり事が定められています。ですが銀行印の場合、特に厳しい決まり事は設けられていません。
・入出金の伝票や申込書類の枠内に収まるように 市販されているサイズ
・読みやすい明朝体や古印体や、複製が難しい書体
・口座開設の申し込み者と一致している名字、名前およびフルネーム
などが一般的に銀行印として多く使われています。
今では本人確認の扱いも厳しくなっていますが、中にはイラストを施した痛印を利用する人もいるくらいです。実印と比べるとアレンジや個性を出しやすくなっていますね。
銀行印を作るときに覚えておきたいポイント
選び方に幅がある分、銀行印を作る際にあれこれと悩んでしまいがち…。そこで、銀行印を作るときに覚えておきたいポイントを3つにまとめました。
1.サイズや書体は一般的なもので
サイズや書体も有る程度自由が効くのが、実印と違って魅力的です。中には個性豊かなサイズや書体を選ぼうとする人もいますが、実用性を考えると市販されている中から決めるようにするのが無難です。枠から大きくはみ出たり、あまりに小さすぎる場合は印鑑照合に時間がかかってしまったり、訂正する際には悪目立ちしてしまうこともあります。
また、書体については、扱いやすさを意識した「読みやすい書体」もしくは、偽装のリスクを意識した「複製が難しい書体」がオススメです。中でも、明朝体に似た古印体、一見読むのが難しい篆書体(てんしょたい)などが人気の書体となっています。
2.素材はしっかりとしたものを
続いて、素材選びも覚えておきたい大切なポイントの1つです。最近ではシャチハタタイプではない、銀行印に使える三文判も100円ショップで買える時代となっています。とは言え、銀行口座も取引が始まれば長い付き合いとなるもの。安かろう悪かろうで選んでしまった素材となると「うっかり落として欠けてしまった」「使いすぎて印影がぼやけてきた」などにより、劣化のスピードも速くなってしまいます。
欠けた印鑑や、わかりづらい印影は印鑑照合でエラーとなり認められない場合があります。そのときは、新しい印鑑を用意して印鑑変更を行う必要も出てしまうため、やはり長く使えるしっかりとした素材がオススメですね。
特に、柘植(つげ)やチタン、白樺などが人気となっており、女性なら見た目も美しい水晶なども注目を集めています。
3.印鑑ケースなどのオプション品も忘れずに
最後に、見落としがちなのが印鑑ケースなどのオプション品です。特にインターネット通販などで購入をする際には、良い材質を少しでも安く提供するため、印鑑ケースが別売りになっていることもあります。「使う頻度は少ないから、普段は引き出しにしまっておこう」など思ってしまいがちですが印鑑をそのまま保管してしまうと、思わぬ傷を付けてしまったり紛失の危険性を高めてしまいます。また、使うときには朱肉で汚れた印鑑の取り扱いにも不便に感じてしまいますね。
後から印鑑ケースだけを買い足すのは、手間もかかり面倒になってしまうものです。銀行印を購入するときにはあらかじめ、印鑑ケースの有無や追加購入なども忘れずに確認するようにしましょう。
写真は平安堂サイトより、「アルミ印鑑 セット印(実印+銀行印)」
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