女性の実印の値段やサイズって知っていますか?
成人するまではあまり使用用途はないかもしれませんが、金額の大きな買い物や、本人であることを証明する必要がある書類には、実印が必要な時があります。
女性の実印には男性のものとは異なる特徴があります。
今回はサイズや価格、字体についてご紹介します。
■大きさは控えめがベスト!
※利用環境で表示サイズが異なるため、サイズはイメージです。(実寸大ではありません。)
女性用の実印のサイズは、認め印や銀行員よりも大き目にはなりますが、男性より小さめの13.5㎝~16.5㎝が好まれます。ただ、社会的な地位が高かったり、名前が長かったりする場合は、これよりも大きめのものを選ぶこともあるようです。
そして、既婚者の方はご主人より大きくなると夫婦仲が悪くなるとも言われているので、ご注意ください。
もう1つ大事なことは、家族のものと区別のつく大きさにすることです。家族と字体を変えても良いのですが、実印はもともと読みやすい文字で書かれていないので、大きさで区別をするのがベストでしょう。
■値段は5,000円以下から数万円のものまで色々!
実印の値段は、素材や装飾などの影響が大きいと言えるでしょう。重々しくならず、スタイリッシュな雰囲気の彩樺やチタンが女性には人気ですが、開運や丈夫さを意識して、高価にはなりますが、石や天然石を選ぶ人もいるようです。
天然石の素材は、石の色をそのまま反映するため、目にも鮮やかで、見ているだけでもパワーがもらえそうです。
インターネット通販であれば、素材によって5,000円以下の値段で買えるものもあれば、しっかりとしたケースも整えられた数万円のものもあります。
写真はハンコヤドットコム社より
「チタン印鑑/実印 ジュエルズチタン 13.5mm 【ピンク・ファンシーケース付】」定価34,550円(税込)⇒20,630円(税込)
■字体は細篆書体または印相体を選びましょう!
実印で使われる字体の多くは、細篆書体や印相体です。特に印相体は吉を呼び込むと言われているため、好む人が増えているようです。
また、名前がひらがなの人は、印鑑にすると画数が少なくなってしまい、レイアウトが難しいのですが、印相体にすると、ひらがなでも自然な雰囲気が演出できるそうです。
重みのある実印は、人生で何度も作るものではありません。そのため、結婚して名字の変わる可能性があるため、女性は名前だけにする人も多くいます。その場合、縦ではなく横で作成する方が良いでしょう。愛情や家庭運、金運などが安定するため、女子としての幸せも得られると信じられています。
色々言われやルールはありますが、法律的な決まりは多くはありません。事前に市区町村に確認することを勧めますが、フルネームでも、名字でも名前でも、好きな素材と気に入った書体で作り、大事に使うことが一番の開運につながるでしょう。
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