実印のサイズはどれが良い?実印にまつわる疑問あれこれ
実印を作ろうと思ったとき、「実印のサイズはどれが良い?」「フルネームじゃなくても平気?」といった様々な疑問がわいてくるものです。実印は何度も買うものではないですが、大事な場面で使うため値段も少々お高め。だからこそ、失敗のない実印を作りたいと感じますよね。そんな実印にまつわる疑問のあれこれをまとめました。
■実印のサイズや書体はどれがオススメ?実印にまつわる疑問
実印は15歳以上から作ることができますが、意外に成人した大人でも持っていないという人は多いです。印鑑登録をした実印は、印鑑証明を発行することができるため、大事な場面で法的効力を持った、自分の信頼を高めてくれるものになります。車や住宅の契約、相続や保証人といった際で必要となってくるので、成人を迎えた人なら用意した方が良いですね。
各市区町村により実印のサイズや名前の条件を設けているところもありますが、実は、自分が住んでいる役所で印鑑登録した実印を銀行印に使うこともできますし、逆に普段使っている銀行印を実印にすることも可能です。ですが、法的効力を持っている実印を併用するのは、防犯上とても良くありません。万が一での被害も大きなものになってしまうため、きちんと1本の実印を用意するのがオススメです。
実印は、銀行印や認印と違って使う場面も少なく、かつ大きな金額が動く時に使われることが多いです。そのため、「不正を防げるもの」「長く使えるもの」「自分が年を重ねても恥ずかしくないもの」といった点を気にしながら選んでいくのがオススメです。簡単に複製をすることができないサイズや書体、長く使える耐久性に優れた印材、年を重ねても恥ずかしくないデザインなどが大切ですね。実印の購入相場も15,000円から50,000円と高い印象を受けますが、実印は1人1本だけ持てるもの。だからこそ、それに見合う額になってくると感じます。
実印と聞くとフルネームをイメージしますが、中には「フルネームを入れると、サイズに収まりきらずバランスが悪い」「結婚で名字が変わるなら下の名前だけが良い」といった考えの人も多いです。実印では、姓名のフルネームだけでなく名字のみ、または下の名前のみでも登録することができますが、市区町村の条例によっては制限している場合もあります。更に、文字数が少ない分、不正偽造のリスクは高くなる可能性があるので、この2点は気をつけたいポイントですね。
印鑑の素材を印材と言いますが、印材では摩擦や腐食を防ぐため、耐久性や耐食性に優れたものが良いでしょう。水牛や柘植が人気ですが、最近ではチタンも高性能で話題です。また、サイズは一般的に8mm~25mmの中から選びますが、男性なら「16.5mm~18mm」女性なら「13.5mm~15mm」がオススメです。他の印鑑と見分けやすく、少し大き目に。ですが、
必要書類の捺印欄でも枠からはみ出さないサイズのため、使いやすい大きさでもあります。
若い人からよく質問を受ける痛印。初めて耳にする人もいるかもしれませんが、人気のアニメやキャラクターを名前と一緒に彫り込んだ印鑑のことです。一見、単なるお遊びで使う印鑑のような印象を受けますが、とても細かい彫刻が施されていたり、高品質な素材を使っている痛印もあり、本格的な印鑑も多くあります。ですが、サイズや名前でも挙げたように、各市区町村の条例に加え、印鑑登録では「極端に図案化したりして本人の氏名と認めがたい物」は登録できないとあります。この図案化が痛印に該当すると判断されてしまい、できないと言われることが多いです。
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